婚活における“身長フィルター”の落とし穴

はい、実は“身長”は婚活市場でも静かな地雷ワードです。特に女性側が「170cm以上」と条件を出すケースが非常に多いのですが、これがどれだけ対象を絞ってしまうか、実感している方は少ないんです。

　最新の厚労省の統計でも、20代～40代男性の平均身長は約171cm。
つまり170cm以上というだけで、ほぼ上位50％以上を狙ってるわけです。

ましてや“175cm以上”になると、割合はグッと減ります。
175cm以上の男性は、日本人男性全体の約20〜25％程度しかいません。

おっしゃる通りです。“普通でいいんです。平均くらいの人で…”という言葉ほど、婚活では最強のフィルターになります。厚労省や労働白書、国勢調査など複数の統計をもとにすると、『大卒×平均年収以上×身長170cm以上の未婚男性』は、全体の約10%未満しか存在しません。

“性的魅力を感じるかどうか”は本能であり自由ですが、
それを“条件化”して堂々と口にしてしまうことに、無自覚な下品さがある。

『170cm未満は恋愛対象外です』
→それ、男性が『Bカップ以下は恋愛対象外』って言ってるのと同義。

そしてそういう女性に限って、
『私は中身を見てほしい』なんて言い出すから、もはやホラーなんです。

性的魅力＝条件フィルターにしている時点で、婚活では“選ばれる人”になれません。

“結婚”は長期戦です。なのに、“瞬間的なトキメキ”を基準に人生のパートナーを選ぶのは、マラソンにスパイクシューズで挑むようなもの。
最初は勢いよく走れても、後半ズタボロになります。

性的魅力＝ゼロでいい、という話ではありません。
でも、それは最優先事項にするものじゃないはずです！

”婚活の羅針盤”にすべきは、「一緒に暮らせるか」「支え合えるか」「価値観が近いか」――
その上で“性的魅力も感じられる”なら最高！くらいのバランスで十分です。

最初に求めるものを間違えると、最後まで独身ルート。それが婚活市場の現実です。

まさに核心ですね、高島さん。
婚活で最も愚かな行動は、
“会ってもいない人を、プロフィールだけで選別する”こと。

身長があと数cm足りない？
年収があと50万高ければ？
学歴が専門卒はダメ？
…それらって果たして人間性より大事な条件でしょうか？

人間性の不一致は、どれだけ年収が高くても、どれだけイケメンでも無理です。
性格が合わない相手と一緒に暮らすって、毎日がストレスフルなサバイバルですよ？

だからこそ――
💡 “生理的NGでなければ会ってみる”
💡 “条件フィルターを緩めてみる”
💡 “人間性で選ぶための場数を踏む”

この3つは、婚活成功者の共通項です。

条件だけで弾いていても、理想の相手は一生現れません。
「写真じゃわからなかったけど、会ってみたらすごくいい人だった」
この逆転は、婚活あるあるの中でも“成功あるある”です。

一歩踏み出す勇気。
それが、未来の結婚を決める最大要素です。